高島市安曇川町の安曇川ふれあいセンター1階エントランスホールで7日まで、「2006年平和のための美術展・戦争展」(同展実行委員会主催)が開かれている。
実行委員の安曇川町在住の熊谷直道さん(65)によると、2002年の日米合同演習の学習会や交流会をきっかけに、戦争の無益さ、平和の大切さを訴えたいと、03年12月に第1回展を開催。今回で3回目を迎えた。
戦争展では、日中戦争や太平洋戦争の戦没者の日記や手紙などを展示。美術展では、湖西地域で創作活動する日展入賞者から初心者までの絵画や工芸作品、絵手紙などが並んでいる。
また、今年3月に高島市議会で採択された「高島市平和都市宣言」文を展示したほか、戦争と平和を考えるビデオも上映している。
同展初日の5日にはオープニングセレモニーがあり、主催者や出展者のあいさつなどがあった。 |