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ニゴロブナの稚魚 「田んぼ池」へ放流 高島、園児ら招き観察会
2006年7月31日
 水資源機構琵琶湖開発総合管理所(滋賀県大津市堅田2丁目)は31日、高島市新旭町の太田地区の水田などで育てたニゴロブナの稚魚を、琵琶湖に水路でつながる「田んぼ池」などに放すのに合わせ、園児を招いて観察会を開いた。

 琵琶湖の生態系再生を試みる同管理所の「田んぼ池プロジェクト」の一環で、6月初めに、水田を掘り下げた田んぼ池の周囲の水田や休耕田に、体長3−5ミリのニゴロブナの稚魚約84万匹を放流。順次、田んぼ池と湖をつなぐ水路に稚魚を放ってきた。

 観察会には、水田への放流も担当した幼児園「静里なのはな園」の園児約60人が参加。園児は休耕田に入り、ずぶぬれになりながら小さな網で3−4センチに育った稚魚をすくい、わずかな期間で大きくなったのを見て驚いていた。この後、園児は近くの田んぼ池に稚魚を放った。
京都新聞


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