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無病息災を願う「みたらし祭」 大津市・唐崎神社
2006年7月28日
 大津市唐崎1丁目の唐崎神社で28日、茅の輪をくぐって今夏の無病息災を願う「みたらし祭」が始まり、夏空の下、大勢の親子連れやお年寄りが参拝に訪れた。

 唐崎神社は、琵琶湖岸に7カ所ある「七瀬のはらい」の一つで、平安時代から国家安泰を祈る参拝者が絶えなかったという。みたらし祭は「夏越しのはらえ」の行事の一つで、身を清める「御手洗(みたらし)」にちなんでいる。

 午前7時すぎから、参拝の人が次々と訪れ、マコモで編んだ直径1・7メートルの茅の輪を八の字を描くようにくぐった。境内では、みこが熱湯にササの葉を浸して振りかける湯立神楽が営まれた。夜には、願いぐしを湖上の特設場でたき上げ、手筒花火を奉納した。

 毎年参拝している大津市の清水郁子さん(46)は「いつも無事に、健康でいられるように願いました」と話していた。

 みたらし祭は29日も営まれる。
京都新聞


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