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“チョウ距離旅行”どこまで? 比良山系でアサギマダラ調査へ
2006年7月28日
 比良山系に約3万羽が飛来するとされるチョウ「アサギマダラ」の移動範囲を、この夏に子どもたちが調査する。チョウに印を付けて、どこまで飛ぶのかを確かめる。

 羽幅約5センチのアサギマダラは「旅するチョウ」として知られる。夏に鹿児島県などから標高1000メートル級の山や東北地方などの涼しい地域に移動し、秋に南方に戻る。遠くは台湾からも飛来し、比良山系でも約1800キロ離れた台湾北部からのチョウが確認されている。

 ■大津で30日、親子自然教室 印付け生態学ぶ
 大津市のNPO法人(特定非営利活動法人)「比良比叡自然学校」が、30日に比良山系の蓬莱山(大津市)で開く親子対象の自然体験教室で、アサギマダラに印を付けて、旅するチョウの生態を学ぶことにした。

 全国の愛好家でつくる「アサギマダラを調べる会」の会員に教わって、羽に蓬莱山の標高を示す「1174」と、捕獲した子どもが分かるマークを書き、数字とマークをインターネット上の調査機関に登録する。「1174」が確認されると、同学校事務局が捕獲した子どもに知らせる。

 自然体験教室は小学生以下と保護者が対象。問い合わせは、比良比叡自然学校事務局TEL077(525)8811。
京都新聞


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