滋賀県高島市内の遺跡から出土した縄文時代から古墳時代までのアクセサリーなどを紹介する「古代の装身具展」(市教委主催)が、同市今津町の今津図書館で開かれている。
古い時代の装身具の持つ魅力や用途などを知ってもらうのが目的で、初めて開催した。同市今津町の北仰(きとげ)西海道遺跡や同市マキノ町の斉頼塚(しょうらいつか)古墳、同市新旭町の熊野本遺跡など5カ所から見つかった約20点を展示している。
ヒスイ製やメノウ製などの勾(まが)玉、今も鮮やかさを失っていない青色のガラス製の小玉約700個でできた首飾りなどが並び、来館者が興味深げに見入っていた。今月31日まで。25日には児童25人を対象に勾玉作り(参加費200円)が催される。 |