「アドベリー」という愛称を付けて、果実「ボイズンベリー」の栽培や加工食品の特産品化を進める滋賀県高島市のアドベリー生産協議会(梅村勝久会長)は25日、「アドベリー収穫祭」を同市安曇川町の道の駅「藤樹の里あどがわ」で催す。
当日は、朝早くに安曇川高の生徒にアドベリーを摘み取ってもらい、日本陽明学の祖・中江藤樹を祭る藤樹神社に奉納する。このあと、午前10時から収穫祭を開く。
安曇川高の生徒約20人が、市内に拠点を置く社会人野球チーム「OBC高島」の選手と一緒に、試食や販売のコーナーを受け持ち、アドベリーを加工したジャムや和菓子など約30種の食品のPRに努める。アドベリーを入れたもちもつく予定。また、同高吹奏楽部が演奏を披露して、収穫祭を盛り上げる。
アドベリーはアントシアニンが豊富な健康食品で、協議会によると、収穫は7月初旬まで続き、昨年の2倍以上の約2・5トンを見込んでいるという。 |