滋賀県高島市の今津中学友会(木下治幸会長)は10日、アジアの子どもの支援に必要な義援金を集めるバザーを開き、多くの市民でにぎわった。
生徒会組織の学友会は10年前から支援事業・アジアこどもプロジェクトに取り組んでいる。ネパールで学校の校舎を建設したほか、カンボジアなどに4カ所の井戸を掘り、奨学金も贈っている。現在も、ネパールの別の学校で校舎建設を進めている。
バザーには生徒の家庭や市民から寄せられた約3000点の品を用意した。開場前から体育館前に市民の長い行列ができた。販売開始とともに会場は市民で埋まり、人気の洗剤コーナーでは山積みされたせっけんなどがすぐに売り切れ、生徒が接客に追われていた。 |