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ウラシマソウ今年も開花 県道沿い 住民の保護実る
2006年5月8日
 花の一部が釣り糸のように伸びる姿から浦島太郎にちなんで名付けられたとされるウラシマソウが、群生する滋賀県高島市高島の県道沿いの天満宮の林で開花し、山野草ファンらが訪れている。

 ウラシマソウはザゼンソウなどと同じ、サトイモ科の多年草。馬に乗る時に足をかける、あぶみに似た黒紫色の仏炎苞(ぶつえんほう)の中に隠れた花から、50センチ前後の細長い付属体を伸ばす。

 県内の山や鎮守の森などで点在して見られるが、群生しているのは珍しい。

 地元の伊黒区が一昨年に行った憩いの場としての林の整備で見つけて以来、保護していることから株数も増えつつある。

 伊黒区の山本紘一区長(61)は「今年は残雪が長く残り心配したが、昨年と同じ先月末ごろから開花が始まった。今月中旬ごろまで楽しめそう」と話している。
京都新聞


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