今冬の冷え込みや大雪の影響で山間部の草木の開花が遅れるなか、滋賀県高島市今津町深清水の家族旅行村ビラデスト今津の周辺で、ようやく花が咲き始め、標高550メートルの山上に遅い春の訪れを告げている。
ビラデスト今津の周囲には残雪が残るものの、日当たりの良い斜面で、タムシバが白い大きな花を咲かせている。
また、群生するイワウチワが3センチほどのピンクの花をつけ、バイカオウレンも白い小さな花びらを広げて、訪れた人たちを楽しませている。
ビラデスト今津によると、今年は開花が1カ月ほど遅れたといい、「雪解けを待っていたかのように一気に咲き始めた。続いてオオイワカガミやフデリンドウ、ホンシャクナゲも開花しそう」と話している。 |