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スイセン開花遅れ、集客に影響も びわ湖バレイ 3、4月気温低く
2006年4月27日
 例年、大型連休中に25万本のスイセンが見ごろを迎える滋賀県大津市木戸のびわ湖バレイで、今年は開花が遅れている。春先の冷え込みの影響とみられ、関係者は「このままでは連休中に花を楽しんでもらえないかも」と気をもんでいる。

 彦根地方気象台によると、今年は、芽が出る3、4月の平均気温が平年より2度ほど低く、4月上旬まで平年より気温の低い日が続いた。

 びわ湖バレイは標高約1000メートルのスキー場のゲレンデに、約25万本のスイセンを植えている。毎年、大型連休中に咲きそろい、約2万人が訪れる。しかし、今年は4月中旬に降雪に見舞われるなどして気温が上がらず、開花は1−2週間遅れそうだという。

 びわ湖バレイは今冬の大雪でスキー客が増え、連休中もスイセン目当ての人出を期待していただけに、「満開の時期が遅れれば、連休中の集客に大きく影響する。何とか気温が上がり、花が連休に間に合ってほしい」と祈るような気持ちで開花を待っている。

 また、比叡山頂付近にある庭園「ガーデンミュージアム比叡」(京都市左京区)でも、例年なら4月下旬に咲き始める50種、1万本のチューリップはまだ、つぼみが目立つ。開花が1週間ほど遅れるとみて、急きょ園内に彩りを添えるため、マーガレットやワスレナグサなど計2000株を植栽した。担当者は「チューリップの見ごろは連休中盤にずれ込みそう。暖かい日が続けば一気に咲くのだが…」と空模様を気にしている。
京都新聞


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