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高島市がミネラルウオーター製造 土砂崩れ現場付近で無料配布へ
2006年4月24日
 滋賀県高島市はこのほど、水道水の源水(地下水)をペットボトルに詰めたミネラルウオーター「ちひろ」(500ミリリットル)を製造した。土砂崩れのために通行止めとなった同市朽木の国道367号(通称・鯖街道)で、う回路が通行可能になったのに合わせて、5月3日から5日間、現場付近でドライバーらに無料で配る。

 昨年9月、滋賀県水道協会が行った県内の市町などの水道水アンケートで、同市の水が最も好評だったのがきっかけ。災害時の備蓄用を兼ねて、「高島市」をアピールするためにつくった。

 「ちひろ」は同市新旭町の西部浄水場の源水を使い、熱処理してボトルに詰めてあり、2年間保存できる。

 同市の森林にはぐくまれた水と市の繁栄を願い、計り知れない深さや長さを意味する「千尋」から名付けた。事業費約130万円で、8000本を製造。土砂崩れの現場付近では、5日間で計4000本を配る。

 同市水道課は「炊飯や茶をいれるのに適した軟水で、まろやかな口当たりが特徴。災害時の備蓄用として2リットル入りもつくりたい」としている。将来は、道の駅やイベント会場などで販売もする予定。
京都新聞


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