炭焼き体験教室が22日から、滋賀県高島市朽木の県立いきものふれあいの里にある炭窯で始まり、参加者が原木割りや窯入れに汗を流した。
テーマを変えて定期的に開く「朽木ふれあい里山楽校」の一環で、害虫の被害で枯れて伐採したミズナラの活用を兼ねて企画された。
県内の会社員や大学生ら5人とボランティアが参加した。最初、むらなく焼くため、原木の太さをそろえて割った。このあと、参加者は約1トンの原木を窯の中に立ててびっしりと並べ、焼き上がりに期待しながら火入れをした。
滋賀県立大2年の山形蓮さん(19)は「炭焼きの聞き取り調査を行った経験から参加したが、実際に体験すると大変な作業で苦労が実感できた」と話していた。 |