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大塩平八郎の書 十数年ぶり紹介 高島で企画展
2006年4月14日
 滋賀県高島市安曇川町の近江聖人中江藤樹記念館で、企画展「藤樹書院と大塩平八郎」が開かれ、記念館所蔵の平八郎直筆の書1点も十数年ぶりに紹介している。

 平八郎は1793年に大阪の与力の家系に生まれ、儒学を志した。38歳で与力を辞し、私塾「洗心洞」で修学と講義を続け、「大塩平八郎の乱」を起こして44歳で亡くなった。この間、藤樹の私塾を5回訪ね、荒廃していた書院復興に貢献した。

 展示している書は、平八郎が藤樹を師と仰ぐ心境を書いた「跋(ばつ)藤樹先生致良知三大字真蹟(せき)」。ほかに、平八郎が書院に寄贈した「王陽明先生全集」や著書「洗心洞箚記(さっき)」、「儒門空虚聚語」の各上下巻なども展示している。会期は9月30日まで。入館料は高校生以上200円(中学生以下無料)。
京都新聞


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