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ホンモロコ 初の釣り堀、1万匹放流 高島・道の駅に来月開設
2006年3月26日
 滋賀県高島市の新旭町観光協会は市ホンモロコ養殖研究会の協力を得て、4月1日から新旭町の「道の駅しんあさひ風車村」内の人工水路に、国内初のホンモロコの釣り堀を開設する。現在、水路を網で仕切ってホンモロコの放流を続け、約1万匹を放つ計画だ。

 釣り堀は道の駅の集客性を高め、同時に釣り堀内で産卵、ふ化したホンモロコの稚魚が水路を通って琵琶湖に出ることで個体数が減っている湖魚を増やす試みとして企画した。

 釣り堀は、琵琶湖に流入する用水路の水質浄化のため、花しょうぶ園の内側を周回する形で設けた約800メートルの水路(幅5−10メートル、水深約1メートル)のうち、約50メートルを使う。ここに、研究会が水田を利用して育てているホンモロコを定期的に放流して、エサ釣りを楽しんでもらう。ホンモロコは10センチ前後に育っている。

 午前9時から午後5時まで楽しむ釣り放題コースと、5時間と3時間のコースがあり、料金はエサが付いて3500円から1万円で、300グラム−1キロを持ち帰れる。

 新旭町観光協会は「琵琶湖固有のホンモロコを知らない人も多い。昔のようにモロコ釣りを楽しんでもらいたい」と話している。
京都新聞


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