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恵まれた自然環境守ろう 高島でシンポ 農業の多面的効果を評価
2006年3月16日
 環境に優しい循環型社会を目指す中で、地域の資源などを最大限に活用する「内発的な地域振興」について考えるシンポジウム「持続可能な高島を目指して」が15日、滋賀県高島市の新旭公民館で開かれた。

 安土町のNPO法人(特定非営利活動法人)「菜の花プロジェクトネットワーク」が主催し、環境保全団体のメンバーや市の環境担当者たち約60人が参加した。前滋賀大学長の宮本憲一さんが講演し、同ネットワーク会長の藤井絢子さんと海東英和市長も加わって意見を交わした。

 宮本さんは「日本の環境政策は出口ではなく、入り口部分で考える必要がある。農業の持つ多面的な効果を評価して支援することが、地域の恵まれた自然環境を守ることに役立つ」といい、海東市長は「市内の農家の9割が兼業で、農業以外の収入で農業を維持している。支援策を考え直す必要がある」と話した。
京都新聞


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