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志賀の主婦ら、郷土料理の本出版 鯛ご飯、五月団子…
2006年3月7日
 志賀町の主婦らでつくる「郷土料理研究会」などのメンバーらが、同町に伝わる「おふくろの味」を紹介する本「食べつなぐ ふるさとの食事」(新樹社)をまとめ、15日に発刊される。企画製作した同研究会の原康子代表(54)=同町小野水明=は「志賀町は合併でなくなるが、地域の料理は残したい」と話している。

 同研究会と「郷土料理の会」の会員ら約20人が、地元の食文化や「おばあちゃんの知恵」を伝えようと昨年9月から取り組んだ。季節の料理や地元の食材を使ったアイデア料理など約120品を紹介。会員らが作った料理に地元の人の言葉などを添えた。

 レシピには、鯛ご飯や五月団子など同町の郷土料理のほか、ブルーギルの空揚げなどもある。作り方は、郷土料理研究会発足時からの会員、同町北比良の和藤シズさん(86)など地元の高齢者らが伝授した。

 B5判、オールカラーの120ページで2千部発行する。価格は1500円。県内や京都の書店でも販売する予定。問い合わせは、同会原代表=電077(594)3887=へ。
中日新聞


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