滋賀県高島市今津町弘川のザゼンソウ群生地で、花の数が増えるのに連れて、訪れるファンが多くなっている。今津町観光協会は26日、群生地近くの駐車場で「ザゼンソウまつり」を開く。
ザゼンソウはサトイモ科の多年草。群生地には約3000株が自生し、花は春を告げる風物詩として親しまれている。今も残雪が多く、開花のペースは遅れ気味だが、同観光協会は「雪解けとともに見ごろを迎える」としている。
まつりは午前10時から午後3時までで、14の出店を設ける。ザゼンソウを人工培養したミニボトルや、キャラクターの「ざぜん君」のTシャツと手ぬぐいのほか、湖魚のつくだ煮やウナギのかば焼き、さばずし、箱館そばなどの特産品を販売する。
入場無料。問い合わせは同観光協会TEL0740(22)2108。 |