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ユニットケア採用 新入所施設が完成 高島・清湖園 23日、しゅん工式
2006年1月23日
 高島市今津町南新保の身体障害者療護ホーム「清湖園」の新施設が完成し、23日にしゅん工式が行われる。同様の施設で一定のブロック単位の介護を行うユニットケア方式を取り入れるのは県内で初めてで、28日から利用が始まる。

 清湖園は1982年に、社会福祉法人「ゆたか会」(杉橋研一理事長)が開設。現在、60人が利用しているが、施設の老朽化のため、昨年1月から施設北隣の市有地1356平方メートルに新入所施設の建設を進めてきた。総事業費は約8億9000万円。

 新施設は鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積3379平方メートル。談話ホールを中心に8−14室を配置した計5ユニットを設けた。個室も現在の2室から、短期入所と重症障害者用の各2室を含め41室に拡充した。通所利用の定員も倍増の10人とし、1階には地域交流スペースと喫茶コーナー(計105平方メートル)も設置した。

 同ホームは「食事と入浴、夜間以外はユニットケアを目指す。交流スペースを活用して、地域住民と活発に交流が図れるよう努力したい」と話している。24日から27日まで、一般見学会も行われる。
京都新聞


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