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金色のオオナマズ捕獲 高島沖の琵琶湖 11年ぶり
2006年1月19日
 高島市沖の琵琶湖でこのほど、金色に変色したビワコオオナマズが11年ぶりに見つかった。先天的にメラニン色素が少ない「アルビノ」で、滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)によると、見つかったのは、これで3例目という。

 発見されたのは体長約80センチの雄。ビワコオオナマズは通常、腹部を除いて青みがかった黒色をしているが、突然変異で変色したとみられる。漁業者から竹生島の弁天さまの使いとしてありがたがられており、「弁天ナマズ」とも呼ばれる。

 1月11日、高島市新旭町の沖合約500メートルに設置した刺し網にかかっているのを、漁業者が見つけて琵琶湖博物館に届け出た。腹部などに傷があるため、同館では傷が治った後、2月中旬ごろから公開展示するという。

 発見した同市新旭町の漁業福田正勝さん(74)は「見たことない色だったので、傷つけないように丁寧に扱った。弁天ナマズとは年明けから縁起がいい。今年は良いことがあるのではないか楽しみ」と話している。
京都新聞


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