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中江藤樹の遺徳しのぶ 高島の書院で「講書始め」
2006年1月11日
 日本陽明学の祖・中江藤樹が新年最初に行った講習を今に伝える「講書始め」と「鏡開き」が11日、滋賀県高島市安曇川町上小川の藤樹書院で開かれ、参加した教育関係者ら約40人が藤樹の遺徳をしのんだ。

 同祭典を含む、年4回の同書院の年中行事は現在、財団法人「藤樹書院」(理事長、海東英和市長)が毎年、古式にのっとり実施している。

 この日は、同書院の理事長代理を務める高島市の山内敬助役が祭壇に供えられた鏡もちの前に献酒した後、全員が焼香を行った。引き続き、藤樹が翻訳して日々となえていた孔子の教えを記す「孝経」の一節を、同市の玉垣勝教育長の先導で全員が唱和した。

 今年の「講書始め」の講師役は広瀬小の白井洋子校長。藤樹の教えを基本に置く同小の取り組みを紹介した。
京都新聞


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