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古道の脇に大しめ縄飾る 高島で伝統行事「勧請吊」
2006年1月7日
 滋賀県高島市マキノ町下の下出地区で7日、正月の伝統行事「勧請吊(かんじょうづり)」が行われ、住民が大しめ縄を地区の出入り口だった古道の脇に飾った。

 下出地区の勧請吊は、室町後期にはすでに行われていたとされ、集落に入る災いを防ぐ結界として伝承してきた。同地区の大しめ縄は「男勧請」と呼ばれ、隣接する坂ノ下地区が同様に年明けに飾る「女勧請」と一対とされる。

 朝から地元の下区民会館で、落合増夫区長たち男性7人がヘビの形に似せた長さ5メートルの大しめ縄や、お札を入れたひし形のわら玉、細いしめ縄7本、竹の棒に挟んだ御幣(ごへい)5本を作った。早速、古道の脇に運び、1メートルほど積もった雪を踏みしめて、所定の柱と木に大しめ縄を渡し、わら玉などを飾り付けた。
京都新聞


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