病院でクリスマスコンサート 入院患者の心を和ませる
2005年12月15日
 クリスマスを前に、大津市の大津赤十字病院と高島市勝野の公立高島総合病院で15日、それぞれクリスマスコンサートが開かれ、入院患者たちの心を和ませた。

 大津赤十字病院では、病院ボランティアでもある田中万里さん(56)が代表を務める演奏グループ「あゆみムジーク」のメンバー5人が、フルートやピアノで「星に願いを」や「スターダスト」などを奏でた。集まった患者約200人は美しい演奏に聴き入り、最後に、おなじみのクリスマスソングの「きよしこの夜」などを合唱した。

 骨折で入院している大津市の女性(57)は「美しい音色を聴け、ストレスの発散になりました。また、明日からリハビリに励む力がわいてきました」と話していた。

 一方、公立高島総合病院では、高島市マキノ町の演芸ボランティアグループ「ふたつの黄色いポッケ」の女性2人が、紙芝居「クリスマス物語」を披露したり、ギターを演奏し、入院患者や看護師たちも一緒に「ジングル・ベル」や「きよしこの夜」などのクリスマスソングを歌った。合間には、サンタクロース姿の職員が、2人からのクリスマスカードをプレゼントした。
京都新聞


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