桜の名所 市民で守ろう 高島・海津大崎 桜守の会が保全作業
2005年11月28日
 滋賀県内有数の桜の名所として知られる高島市マキノ町の海津大崎の桜並木で27日、「桜保全作業」が行われた。「美しいマキノ・桜守の会」(吉田茂芳会長)のメンバーら約40人が幹のコケ落としや草刈りなどに取り組んだ。

 本年度2回目の作業。桜保全の指導を行う樹木医金森亮太郎さん(79)=浅井町=の注意を聞いた後、海東英和市長一家(5人)を含む、参加者は五班に別れて全長約4キロの桜並木で金属性のブラシで幹をこすってコケを落とし、根元に穴を開けて肥料を散布したほか、テングス病の被害の目立つ枝を切って保護液を塗り、桜の幼木周辺の下草を刈り取った。

 また、この日は同桜並木が続いている西浅井町大浦でも、地元の「大浦桜を守る会」(田中穂積会長)のメンバー約20人が出て、4キロほどにわたり同様の作業を行った。
京都新聞


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