関西で唯一の熱気球大会「熱気球琵琶湖横断」(琵琶湖横断レース実行委員会主催)が26日、滋賀県高島市安曇川町で始まった。今年も風向きが悪く3年連続で琵琶湖横断はできなかったが、秋晴れの空の下、カラフルな熱気球が舞い上がり、町内飛行を楽しんだ。
レースは今年で29回目。27日も行われ、関西地区のほか、東京都や新潟県などから社会人や大学生の16チームがエントリーした。
地上のマーカーに砂袋を投げる競技「フライ・イン」で、各チームが夜明けとともに四方から次々と浮き上がり、午前8時のタイムアウトまでに9機が飛び立った。うち、1機が見事に砂袋の投下に成功すると観客から歓声が上がった。詰めかけたアマチュアカメラマンも盛んにシャッターを切っていた。 |