応急手当てなど緊急時の対策学ぶ 高島で「シルバー登山教室」
2005年11月5日
 滋賀県山岳遭難防止対策協議会と京都新聞滋賀本社主催の「シルバー登山教室」が5日、滋賀県高島市マキノ町のホテルで開講した。県内や京都市などの受講生26人が、骨折やねんざの応急手当ての仕方など、緊急時の対策について学んだ。

 中高年の登山愛好者の育成と安全で楽しい登山の普及を目的に開いており、今年が14回目。開講式では協議会の国松嘉仲会長や同市の山内敬助役らがあいさつした。

 県山岳連盟のメンバーで、元県高等学校体育連盟山岳部顧問の松岡峯夫さんが「自分の体力の限界を知ったうえで山登りを楽しんでほしい」と助言した。続いて、高山病の予防法や日射病、熱射病の対応策を説明した後、腕の骨折や足のねんざの応急手当てなどの実技を行い、受講生がペアになって試していた。同連盟メンバーらが地図の見方や現在地確認法、登山装備などを指導した。

 6日の実技指導では福井県境の山に登る。
京都新聞


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