子どもの成長願う「なるこまいり」 高島の白鬚神社
2005年9月5日
 滋賀県高島市鵜川の白鬚神社で5日、子どもの健全な成長を願う「なるこまいり」があり、雨にもかかわらず県内外から大勢の家族連れらが訪れた。

 同神社の秋季大祭の一環で、江戸中期から続く神事。数え年2歳の子どもが本名と異なる名前を授かり、その名前を保護者が3日間呼ぶと無事に育つとされる。

 この日は早朝から、子どもを抱いた保護者や祖父母らが参拝。神職が子どもたちに授けた「和彦」や「紀子」などの名前を読み上げた後、巫女(みこ)が神楽を舞い、すこやかな成長を祈って子どもらの頭上で鈴を鳴らした。6日も行われる。
京都新聞


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