滋賀県内に261ある全郵便局が、県産の米を「ゆうパック」(小荷物配送)で本格的に取り扱うことにし、1日、引受式と出発式を滋賀県高島市安曇川町内で行った。
■ 特産品振興へ
昨年の小荷物配送料改定に伴い、米の配送料金が重さからサイズ制に変わり、米の10キロ入りで約200円、30キロ入りで約500円安くなった。これを県内の特産品振興につなげようと、県内の郵便局が連携して、県内産の米を本格的に扱うことにし、6月28日に「お米プロジェクト」を発足させた。
米の初引受式は有限会社・グリーン藤栄で行われ、大津中央や長浜郵便局長ら約10人が見守る中、同社の梅村元成社長(54)が「お米ステッカー」を張った10キロ入りの米袋を局員に手渡した。
安曇川郵便局での出発式では、同社長から託された10キロ入り6袋と30キロ入り4袋の米がトラックに積み込まれた。 |