地元住民らが工事の安全願う 高島で温泉施設の起工式
2005年8月29日
 滋賀県高島市マキノ町白谷の老人憩いの家「八王子荘」内の温泉施設の老朽化に伴い、市が隣接地に建設する「マキノ白谷温泉施設」の起工式が、29日行われ、海東英和市長や地元住民の代表が工事の安全を願った。

 1977年に開設された八王子荘は、関西でも数少ない放射能泉の入浴施設として人気を集め、地元の高齢者や観光客ら年間約3万5000人の利用があった。市が約3億1000万円をかけて建てる温泉施設は、鉄骨平屋で、床面積は約760平方メートル。男女別の露天風呂もある入浴施設のほか、高齢者の健康増進室などを備える。来年4月1日にオープンの予定で、市は年間約4万人の利用を見込んでいる。

 起工式では、海東市長が「多くの市民に愛され、観光客にも利用してもらえることを願っている」とあいさつした。
京都新聞


HOME
Copyright (C) 2003 Shoei Real Estate Corporation. All Rights Reserved