湖西道路:無料開放、初日の交通量は2.8倍−国道161号から転換
2005年8月20日
 今月1日から無料開放された大津市と志賀町を結ぶ「湖西道路」(全長16・7キロ)の初日の交通量が、有料時に比べて2・8倍に増えたことが国土交通省滋賀国道事務所の調べでわかった。渋滞が慢性化していた国道161号の交通量は減少。同事務所は「国道161号から湖西道路への交通の転換が図られた」としている。

 無料化前の7月25日と無料化初日(1日)の2日間、5カ所の24時間通行量を調べて比較した。初日の交通量は、仰木雄琴インターチェンジ(IC)付近で1日2万6600台で、無料化前(9600台)に比べて2・8倍に増加した。坂本北IC付近では2万9000台で2・2倍に。また、湖西道路に接続する志賀バイパスでも1万4300台と3倍に増加。西大津バイパスは4万300台で1割増えた。

 一方、大津市堅田を調査点にした初日の161号の交通量は2万2200台で、無料化前に比べて2割減少した。

 161号では特にトラックなど大型車の減少が顕著で、大型車が全体に占める割合は17%から9%に半減した。反対に湖西道路(仰木雄琴IC)では6%から12%に倍増した。
毎日新聞


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