糖度増し、今が一番おいしい 「比良すいか」食べごろ
2005年8月10日
 滋賀県志賀町の特産品「比良すいか」が、食べごろを迎えている。栽培農家は8月に入ってからの好天で「おいしいスイカができた」とし、収穫や出荷に追われている。

 比良すいかは糖度が高く、シャリシャリした食感が特徴。ほとんど栽培されなくなった時期もあったが、1997年に町内の約50人が生産組合を設立して復活させ、現在は休耕田を利用し、約1ヘクタールで栽培している。

 生産組合長の中村次郎さん(72)=同町木戸=の畑では、7月20日ごろに収穫が始まった。同月下旬の台風でスイカの一部に被害が出たため、収穫量はやや少なめだが、中村さんは「ここ数日の好天で糖度が増し、今が1番おいしい」と話し、汗をぬぐいながら大きく育ったスイカを収穫している。
京都新聞


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