161号の交通量2割減る 湖西道路の無料化効果
2005年8月3日
 大津市と滋賀県志賀町を結ぶ湖西道路の無料化効果について、滋賀国道事務所は3日、仰木雄琴インターチェンジ(IC)付近の交通量が開放前の3倍近くに増え、同道路に並行する国道161号の交通量は2割減ったと発表した。同事務所は「国道161号から湖西道路への交通の転換が図られた」としている。

 同事務所は、無料化前の7月25日と無料化された8月1日、いずれも午前零時から24時間の交通量を、湖西道路とそれに接続する志賀バイパス、国道161号など計5カ所で調べた。

 その結果、湖西道路の仰木雄琴ICでは、通行車両が約9600台から2・8倍の約2万6600台に増えた。志賀バイパスでも約4800台から3倍増の約1万4300台となった。逆に、大津市堅田の国道161号では、約2万8400台から約2万2200台に減った。

 一方、大型車が占める割合は、仰木雄琴ICで6・3%から12・4%に倍増し、国道161号は16・9%から8・6%に半減した。
京都新聞


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