効果大、通勤や行楽客の車増加 滋賀県、湖西道路が無料化
2005年8月1日
 滋賀県大津市と志賀町を結ぶ湖西道路(全長16・7キロ)が1日から無料化され、朝からトラックなどの利用で込み合った。

 坂本北−志賀インター間をつなぐ湖西道路は、通行料(普通車830円)の割高感などが影響し、利用が低迷。日本道路公団が10月に民営化されるのに合わせて無料化が決まったが、夏場の交通渋滞緩和を目的に、2カ月早めて実施した。

 道路を管理する国土交通省滋賀国道事務所は「トラックのほか、通勤や行楽客の車がいつもより増え、無料化の効果が出ている」といい、今後、さらに通行量が多くなると予想している。

 ドライバーからは歓迎の声が聞かれた。大津市内から志賀町内にマイカー通勤している団体職員の男性(63)は「これまで回数券を使っていたが、負担が軽くなる」と喜び、志賀町木戸の松の浦水泳場に来ていた京都市東山区の主婦(47)も「湖西道路が有料だったので、国道161号を使っていたが、これからはもっと気軽に遊びに来られる」と話していた。
京都新聞


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