遊泳客の安全とにぎわい祈る 琵琶湖の5水泳場で浜開き
2005年7月1日
 滋賀県内の琵琶湖の5水泳場で1日、浜開きが行われた。あいにくの雨だったが、関係者が安全祈願祭などを催し、遊泳客の安全と夏場のにぎわいを祈った。

 志賀町南小松の近江舞子水泳場にある近江舞子ホテルでは、町内のわに浜、松の浦と合同の安全祈願祭があった。関係者約40人が出席して、神事を営んだ。このあと、水上バイク同士が衝突、炎上したとの想定で、水難救助訓練が行われ、堅田署員や大津市消防本部の隊員らが、警備艇による救助や消防艇からの放水の手順を確認した。

 高島市勝野の萩の浜水泳場では、地元の商工・観光関係者、住民代表らがシーズン中の安全などを願った。

 神事の後、萩の浜観光協会の桑原二三男会長が「この浜のファンは多い。美化と安全運営に努め、新市の観光振興に貢献したい」とあいさつ。テープカットをして浜開きを祝った。

 県の水質調査では、琵琶湖の12水泳場はすべてが水泳に適しているとされている。他の7水泳場は2日から28日にかけて浜開きをする。
京都新聞


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