高島市安曇川町で特産化が進められている健康果実、ボイセンベリー(愛称・アドベリー)が今年初収穫を迎えることから、地元のアドベリー生産協議会(梅村勝久会長、38人)は18、19両日、同町上小川の県立安曇川文化芸術会館と同館駐車場で初のアドベリー収穫祭を催す。
同協議会では、最大の生産国であるニュージーランドの生産団体から技術指導を受け、10戸で約1000株を栽培中。このうち約300株が今年収穫見込み。
収穫祭では18日朝、協議会員がイチゴ大に育ったアドベリーの生果実を会館近くの藤樹神社に奉納。会場ではアドベリーを使ったアイスクリーム、ソフトクリーム、ジャム、ケーキ、パン、酢などの試食・販売やパネル展示などがある。
また、18日午後1時半から五十嵐喜治・山形大教授(食品栄養化学)による講演会▽19日午後1時半から、栽培指導に訪れているニュージーランドのグラハム・バターズビー夫妻によるミニ講演会がある。
問い合わせは同町商工会(0740・32・1580)。 |