琵琶湖を60キロ カヌーの旅に出発 マキノ東小5、6年生
2005年5月31日
 滋賀県高島市マキノ町のマキノ東小5、6年生30人が31日、琵琶湖のカヌーの旅に出発した。児童は2泊3日で、学校前湖岸から大津市の柳が崎湖畔公園まで約60キロの船旅に挑む。

 同小は体育などの授業でカヌー体験を取り入れ、4年前に26キロ、2年前に39キロのカヌーの旅を実施。今回は、より長い距離の旅で自然に親しみ、体力の限界を試す場として計画した。

 今回の旅は、児童が2組に分かれ、1組がバスで移動する間、もう1組が2人乗りのカヌー8艇を使って琵琶湖を湖岸に沿って南下。それを2キロ地点ごとに交代し、最終の目的地を目指す。この間、教師や地域のボランティアがプレジャーボートやカヌーに乗ってサポートする。

 この日早朝、地域住民らに見送られて出発した児童は、曇り空で北風が吹くコンディションをものともせず懸命にカヌーを操り、約26キロの旅を終えて初日の目的地の同市勝野の萩の浜に午後2時40分に到着した。参加した5年北阪夏木ちゃんと6年近藤真衣子ちゃんの2人は「いつもと違う景色で楽しい」と話していた。

 1日は琵琶湖大橋まで約24キロ。2日は約13キロを走破する予定。
京都新聞


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