新緑に映え絶妙なコントラスト 高島市、平池でカキツバタ開花
2005年5月30日
 滋賀県内最大のカキツバタの自生地である高島市今津町深清水の平池(だいらいけ)で、花が開き始めた。カキツバタの紫の花と、レンゲツツジのオレンジ色、新緑が絶妙なコントラストを見せ、ハイカーらを楽しませている。

 平池は、標高550メートルの赤坂平高原にあり、石田川の源流が土砂にせき止められ、約2ヘクタールの水をたたえている。約1万本のカキツバタが群生しており、開花し始めると、森林浴と合わせて楽しむ愛好者も多い。

 現在、カキツバタは百輪余りが咲き、開花間近のつぼみも無数に見られる。池近くの家族旅行村ビラデスト今津は「開花は例年より10日ほど遅れたが、好天に恵まれ、一気に咲き始めた。見ごろは6月初めから中ごろになる」としている。
京都新聞


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