滋賀・高島の棚田輝く 京阪神からも友人ら、188人が田植え丹念に
2005年5月16日
 農林水産省の「日本の棚田百選」に選ばれている滋賀県高島市畑の棚田で15日、県内や京阪神地方の住民が田植えを行い、さわやかな汗を流した。

 畑地区は1999年に棚田百選の指定を受けたが、住民の高齢化から保全が困難となった。このため、同地区が市と共催で、棚田オーナーと酒オーナー制度を始めた。6年目の今年は、双方に計52組が登録した。

 田植えには、オーナーと家族、友人ら188人が参加。棚田の畑でサトイモを植え付けた後、いろんな形の棚田に入って田植えをし、地元の農家らのアドバイスを受けながら苗を丁寧に植え付けた。昼までに約50アールの田植えを終え、昼食では棚田米のおにぎりに舌鼓を打った。
京都新聞


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