釣り糸?ゆらり 高島 ウラシマソウ、次々開花
2005年5月5日
 滋賀県高島市高島の県道沿いにある天満宮の森では、浦島太郎の釣り糸にも例えられるウラシマソウが次々と開花、風変わりな姿が山野草ファンの人気を集めている。

 ウラシマソウはサトイモ科の多年草。ザゼンソウなどと同様に苞(葉)をつけ、馬具のあぶみに似た黒紫色の仏炎苞の中の花があり、そこから約50センチの細長い付属体を伸ばしている。昨年、同地区が地域の憩いの場として森を整備した際に数10株が見つかった。

 前区長の電気店経営宮川平さん(61)は「今年は3月の降雪の影響からか、開花が1週間ほど遅れた。花は7日ごろまで楽しめると思う」と話している。
京都新聞


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