昭和初期以降の変遷、写真集に 大津市と志賀町、懐かしの風景復活
2005年5月3日
 昭和初期以降の滋賀県大津市と志賀町の移り変わりを紹介した写真集「大津・志賀の今昔」(郷土出版社)が、15日に発売される。埋め立て前の琵琶湖岸や漁港などを、現在の姿と合わせて掲載し、まちの変遷を分かりやすく伝えている。

 収録したのは、両市町の琵琶湖岸や商店街など150カ所の写真320点。1936年に撮影された大津市浜大津の荷揚げ場、岸辺に貝殻が山積みされ、木造の漁船が浮かぶ1961年の堅田漁港をはじめ、建設中の名神高速道路大津インターチェンジや近江大橋などを掲載している。

 同市内に昭和30年代にあった芝居小屋や、1969年に廃線となった江若鉄道の車両と駅舎など、今は見ることができない懐しい風景も数多く収録している。

 B4版、148ページ。1500部の限定販売で、定価1万1550円(14日までの予約特価は9975円)。問い合わせは滋賀教科図書販売Tel:077(523)2957。
京都新聞


HOME
Copyright (C) 2003 Shoei Real Estate Corporation. All Rights Reserved