日本のさくら名所百選に選ばれている滋賀県高島市マキノ町の「海津大崎の桜」が満開となり、16日は県内外からの大勢の花見客でにぎわった。
海津大崎の桜は、西浅井町の2本松水泳場までの湖岸道路沿い約4キロに計600本のソメイヨシノが並ぶ。マキノ町観光協会によると、例年、開花シーズンには県内や京阪神などから約12万人が訪れるという。
今年は開花が1週間ほど遅れ、14日ごろに満開になった。週末のこの日は、約2万3000人の花見客が詰め掛けて、桜並木がつくる「花のトンネル」を徒歩や自転車、マイカーで通り抜け、湖面に映える薄ピンク色の花に見とれていた。
17日は午前9時半から午後5時半まで、桜並木の湖岸道路は東向き一方通行に規制される。 |