「菜の花まつり」(同実行委員会主催)が11日、滋賀県高島市新旭町藁園の道の駅・しんあさひ風車村一帯で開幕した。3月の低温で開花が遅れ、まだちらほら咲きだが、観光客らが花を背景に写真を撮ったり散策を楽しんでいる。
6年前から、旧新旭町が菜の花栽培と菜種油利用を促進し、廃食油をバイオディーゼル燃料として活用する菜の花エコプロジェクト事業を展開。現在は同市が引き継ぎ、県内の菜の花畑の半分にあたる約15ヘクタールで栽培している。
まつりは4回目で、20日まで開く。16日から2日間、同燃料を使うカート試乗や、菜の花の押し花はがきの販売などがあるほか、17日にはフリーマーケットとミニコンサートも開かれる。開花状況をみて、菜の花迷路や菜の花摘みも計画している。
同市産業経済部分室は「今週末ごろから見ごろになる」としている。問い合わせは同分室Tel:0740(25)8126。 |