いきいき元気館:介護状態予防に一役、歩行用温水プール完成−来月オープン
2005年3月29日
 ◇木くずチップを利用、浴室なども完備−−来月1日オープン

 高島市新旭町北畑の市新旭健康づくりセンター「いきいき元気館」の歩行用温水プールが完成、28日、竣(しゅん)工式が行われた。4月1日にオープンする。温水は木くずチップを燃やすバイオマスエネルギー利用方式で、県内では珍しい。

 昨年オープンした同館のトレーニングルームに隣接して、鉄骨平屋建て763平方メートルを建設。プール(長さ12・5メートル、幅7・2メートル、水深は105センチと95センチ)、採暖室、男女別の更衣室、浴室などがある。事業費は約1億9700万円。

 東隣にある熱供給施設のチップボイラーでチップを燃やし、発生した熱水を熱交換器に送って、プール側の水を32度の温水にする。

 高齢者が介護状態になるのを予防するのが主な狙い。水中はひざなど関節への負担が少なく、体力に合った運動が出来る。同館には健康運動士2人と保健師1人が常駐、トレーニングルームと温水プールの利用者を指導する。

 プールの利用料は1回250円。4月は水中ウオーキング入門講座、アクアビクスの講座が各4回開かれる。毎週木曜と祝日が定休。問い合わせは同館(0740・25・6541)。
毎日新聞


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