3月最後の週末となった26日、まだ深い雪が残る滋賀県内のスキー場には多くの若者や親子連れが訪れ、白銀のゲレンデに思い思いにシュプールを描いた。
びわ湖バレイスキー場(志賀町)には、朝早くから約1300人が訪れ、積雪1・5メートルのゲレンデでスキーやスノーボードを楽しんだ。びわ湖バレイは「雪は昨年よりかなり多い。例年は3月末で営業を終えるが、今季は4月10日まで営業する」と話している。
真冬並みの積雪1・8メートルの箱館山スキー場(高島市今津町)にも約1200人が訪れ、春休み中の子どもたちが父母にスキーを教わる光景も見られた。同スキー場も4月3日まで営業する予定。
彦根地方気象台によると、例年はこの時期には降雪が終わるが、3月28日から29日にかけて再び冬型の気圧配置となり、雪が降る所もあるという。 |