奥宮の灯ろう台に献灯 日吉大社「山王祭」始まる
2005年3月1日
 五穀豊穣(ほうじょう)を祈る日吉大社(滋賀県大津市坂本5丁目)の春の大祭「山王祭」が1日から始まり、八王子山頂にある奥宮の灯ろう台に献灯された。火は4月12日の「午(うま)の神事」まで絶やさずともされる。

 山王祭は神様が結婚し、出産する様子を表す神事。この日は午後4時から、奥宮の牛尾神社と三宮神社の灯ろう台に、神職が点灯。その後、両拝殿に向かって祭りの無事を祈った。

 同祭は4月15日まで、みこしに乗った神様が両神社でお見合いをする「神輿上(おこしあげ)神事」、結婚を意味する「午の神事」、出産の「宵宮(よみや)落とし神事」など、多数の神事が営まれる。
京都新聞


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