マキノ町果樹生産組合が主催団体賞に 果樹技術・経営コンクール
2005年2月26日
 滋賀県高島市のマキノ町果樹生産組合(147人)が、「第6回果樹技術・経営コンクール」で主催団体賞に輝いた。県内からの受賞は初めてで、イノシシやサルなどの獣害被害に苦しめられながらも、観光園として収益性の高い生産への努力が認められた。

 この生産組合は、関西最大級の観光クリ園やブドウ刈りなどが楽しめる農業公園・マキノピックランド(同市マキノ町寺久保)を運営している。

 コンクールは、全国農協中央会や同連合など5団体の主催。今回は全国から120件の応募があり、農林水産大臣賞4件、農林水産省生産局長賞6件、主催団体賞8件が選ばれた。

 マキノ町果樹生産組合が受賞したのは、主催団体賞の中央果実生産出荷安定基金協会理事長賞。小川太七組合長(67)は26日、前日に東京都内であった表彰式の様子などを、同ピックランド職員に報告した。「今回の受賞を機に、組合員とも協力して、さらに安定生産のために努力したい」と話している。
京都新聞


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