中国などの研修員がスキーに初挑戦 高島市のマキノスキー場
2005年2月2日
 中国やペルーなどから滋賀県内に来ている海外技術研修員6人が2日、高島市マキノ町のマキノスキー場で、スキーに初挑戦し、新雪の感触を楽しんだ。

 県は開発途上国の青年育成を目的に、1979年から毎年、研修員を受け入れている。県国際協会が、県内の研究機関や民間企業などでの技術研修と、文化や自然環境に理解を深めるプログラムを提供し、本年度は昨年7月から、中国の3人とブラジル、メキシコ、ペルーの各1人が取り組んでいる。

 6人はスキー場に到着すると、寒さも忘れて、すぐに背丈ほどの雪だるま作りに熱中した。高島市職員の指導でスキーをした研修員は、少しずつ慣れて斜面を滑走していた。大津市内のホテルで技術研修をしている李葉さんは「古里の湖南省では、こんなに雪が積もらない。スキーは難しいけど楽しい」と話していた。
京都新聞


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