バリアフリー化の工事 5月から 志賀町のJR和迩駅
2005年1月5日
 滋賀県志賀町中浜のJR和迩駅で、今年5月からバリアフリー化の工事が行われる。同町が昨年3月に策定した「交通バリアフリー基本構想」に基づく措置で、エレベーターや身障者用トイレなどが設置される。バリアフリー化は町内にある7駅で、和迩駅が初めて。

 同基本構想では、1日の乗降客が平均5000人以上の和迩駅と小野駅を重点整備地区と定め、同町がJR西日本に両駅のバリアフリー化を要望していた。駅周辺に町立図書館や病院、大型スーパーなどの施設が多い和迩駅のバリアフリー化が先月、決まった。

 同町によると、エレベーター2基のほか、身障者用トイレ、二段手すり、電光案内板を設置する。5月に着工し、10月の完成を目指す。事業主体はJR西日本で、総事業費は1億2000万円。うち県と同町がそれぞれ2000万円を負担する。
京都新聞


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