「魅力ある都市づくりを」 「高島市」の開市式に250人
2005年1月2日
 滋賀県の旧高島郡6町村の合併で誕生した「高島市」の開市式が1日、同市新旭町北畑の市新旭公民館で開かれ、旧町村の首長や議員、幹部職員ら約250人が新市の出発を祝った。

 旧6町村の合併協議では、任意合併協議会の段階で旧朽木村が法定合併協議会への不参加を表明したが、住民投票をして一昨年末に再加入した。新市名の改名運動などもあり、合併期日を3カ月延期した。公立高島総合病院の建て替え問題でも合併が危ぶまれたが、県の仲介で乗り切るなど曲折を経て実現した。

 開市式では、旧町村長が職務引継書に署名して玉垣勝市長職務執行者(旧朽木村長)に手渡した。玉垣市長職務執行者は式辞で「市民の温かい理解で合併が実現した。新市建設計画を基本に、魅力ある均衡のとれた都市づくりを展開したい」と述べ、旧五町の町長とくす玉を割って新市のスタートを喜び合った。

 高島市の発足で、県内の自治体数は44市町村から39市町となった。
京都新聞


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