琵琶湖一望しシュプール 箱館山でスキー場開き
2004年12月3日
 湖国で初霜を観測した3日、京滋のトップを切って滋賀県今津町日置前の箱館山スキー場でスキー場開きが行われ、スキーやスノーボードのインストラクターが人工雪にシュプールを描いた。一般利用は4日から。

 同スキー場は標高約690メートルにあり、琵琶湖を一望するロケーションに人気がある。先月8日から人工造雪機をフル稼働させ、全長310メートル、幅30メートルの第二ゲレンデと今季から開設したキッズパークに雪を整備。23日からは第三ゲレンデも利用できる。

 スキー場開きには地元住民代表や観光関係者ら約100人が出席し、式典の後、インストラクター13人とシニアスキー愛好者5人が気持ちよさそうに初滑りを満喫した。キッズパークでは児童約20人が、そりで斜面を滑り歓声をあげた。

 彦根地方気象台によると、この日朝、平年より16日遅く、昨年より2日早い初霜を観測した。
京都新聞


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