「第28回琵琶湖横断熱気球レース」(同実行委員会主催)が14日、滋賀県安曇川町であった。カラフルな気球が初冬の空にふわりと浮かび、優雅な姿が住民たちを魅了した。
この日は、風向きが悪く、対岸の能登川町付近まで飛行するレースは前日に続いてできず、町内上空での飛行レースに変更となった。
京都や大阪などの社会人や大学生チームの16機が午前7時半ごろから、町内の田や空き地から次々と浮かび上がった。このうち2機が上空から砂袋を投下し、どれだけ田んぼに設けた大きな目印の近くに落せるかを競った。
残る気球は約1時間、上空をゆっくりと飛行し、住民らは気球に向かって手を振りながら、縞や葉っぱのような模様を楽しんでいた。 |